10月31日、千葉大学大学院・人文社会科学研究科の小林正弥教授を講師に迎え、第2回目の「白熱教室in本庄高校」を開催しセミナー棟に3年生を対象に、議論を展開しました。
この日のテーマは、『これからの生き方を考える』 ―公共に私たちはどうかかわるか―。
授業は、オープン・クエスチョンからの導入となりました。 生徒は、全員に配られた白色のYES・赤色のNOのカードを上げて意思表示します。
巧みな問いかけ誘導しリラックスした雰囲気つくり出し、生徒の発言参加を醸し出す小林正弥教授・・・
自然と自分の意見を発表できるようになっていきました。 多くの生徒が自分の意見を述べていました。
2つの意見に分かれて議論する生徒たち・・・ 臆することなく自分の意見を述べる生徒たち
2時間半の授業は熱い討論で時間の経つのを忘れるほどで安心しました
本庄高校は、全国の高校のなかで真っ先に白熱教室を始めました。 単体の高校としての「白熱教室」は、母校だけです。今回の「白熱教室 in 本庄高校」から全国、世界に向けてと対話型講義が広がり大きな情報発信になることを願っています。
白熱教室とは・・・ 白熱教室は、多い時は数百人、数千人規模の学生に対し、難題や答えが一つでない問題などを投げかけ議論を引き出す講義スタイルです。
2010年4月から3ヶ月間、ハーバード大学のマイケル・サンデル教授による対話型講義『ハーバード白熱教室』がNHK教育テレビジョン(Eテレ)で放送されたのを皮切りに、海外ではスタンフォード大学やコロンビア大学などで、日本では千葉大学や横浜市立大学などで実施されています。