2017年 吉 日
第30代校長 森 一夫
本庄高校同窓会の皆様には、日頃より本校教育活動にご理解とご協力をいただきありがとうございます。
今年度、埴岡正人前校長の後任として着任いたしました森一夫と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。
今、世界は大きく変化しております。グローバル化が進み、人工知能( A I )の発達も目覚ましいものがあります。
国内においては、人口減と超高齢化の加速が続いています。
このような状況の中、先行き不透明な時代に光をもたらしてくれるのが、大きな可能性を秘めた今の高校生や子どもたちです。勇気をもって夢に挑戦し、明るい未来を切り開いてほしいと強く願っています。
さて、本校は数年後に100周年を迎えることとなります。これからの変化の激しい時代は、従来と同じ発想では通用しません。自ら課題を発見し、周囲と協力して解決策を探求できる人材が求められます。
私は、そのことも踏まえ、本校全日制の「目指す学校像」を次のように変更いたしました。
『活力ある進学校~個性を伸ばし世界にはばたく人材を育成する~』。
グローバルな視点を持ち、次世代のリーダーとなって活躍できる生徒、私が願う本庄高校の生徒像です。
また、定時制課程では、今年度は20名の新入生を迎え、1年生から4年生まで100名近くの生徒が、昼間は働き、夜は意欲をもって勉学に励んでいます。
定時制の目指す学校像は引き続き「生徒一人一人を大切にし、知・徳・体の調和のとれた教育を行う」といたしました。
本庄・深谷地域では唯一の夜間定時制高校であり、社会で自立できる確かな力の育成に取り組んでいます。
最後になりますが、本庄高校では、全日制、定時制ともに「生徒一人ひとりを大切にする」を合言葉に私たち教職員が一丸となって日々教育活動を進めてまいります。
同窓会の皆様には、「伝統と躍進」の本庄高校の更なる発展に向け引き続きご指導ご鞭撻をよろしくお願いいたします。